【記 録】 
       
       (8月29日) 
       今回は3世代ハイクである。函館空港でピックアップしてもらい、登山口となる函館本線比羅夫駅を目指して出発する。道路は国道5号線をすすみ、目的地まで約200Kmである。 
       途中、長万部駅前などを通り、道の駅で昼食を摂って、13時過ぎには目的地に着いた。しかし、宿泊場所となる「駅の宿ひらふ」はまだ管理人が来ていない。 
       そのため、時間つぶしを兼ねて1駅先の倶知安のスーパーで明日の朝食及び昼食を調達し、1駅手前のニセコの駅前温泉で入浴する。 
       再度16時頃に比羅夫駅に着くと、管理人がおり、隣のログハウスを宿泊用に開けてくれる。ここは駅舎そのものが宿泊施設となっている。 
       夕食は駅構内で炭火でのラム肉、ホッケ、野菜などのBBQ。目の前を気動車の車両がたまに通り過ぎていく。まさに「鉄チャン」向けの趣向である。 
       食事を済ませると、明日に備え早々に寝る。 
       
       (8月30日) 
       車で5分程度走ると、もう登山口である。駐車場には既に30台程度停まっている。我々も用意をして出発する。 
       出発地点が0合目で、1合ごとに標識が付いている。我々は時間的には1合上がるのに約30分のペースであり、ガイド書でも頂上まで約5時間となっているため、出発が遅かったこともあり適当な地点で引き返すことにする。 
       羊蹄山はコニーデ形の山のため、ゆっくりとした長い登山道となっており、なかなか高度が上がらない。 
       六合目に達した時間が10時少し前なので、下山時間を考慮し、今回はここまでとし早めの昼食休憩にする。この付近では既にハイマツが現われ始めた。 
       下山しているハイカーに聞くと、昨夜は八合目付近の避難小屋に泊まり、早朝に起きて山頂に向かい、ご来光を拝んだとのこと。 
       今日は、六合目から上はガスが掛かっており、景色も望めそうにない。登山口まで下り、帰りには今度は昆布駅の前にある温泉に浸かって汗を流した。 
       
       (8月31日) 
       函館空港発9時の便で羽田に帰る。羊蹄山は想定していたよりも雄大な山であった。 
 
       
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